こんにちはGテクノの山口です。
夏真っ盛り中、コロナ渦があけてサラオはイベントや建築現場で大活躍中です。
今回はサラオの「核」の部分である、圧送ポンプについて話してみたいと思います。
お客様からのご質問で一番多いものが
「排水をどのようにして付属の汚水タンクにためているのか」という事です。
弊社製品のサラオでは、水を流した際に、SFA社の「粉砕圧送ポンプを」使用して、トイレットペーパーや汚物をカッターで細かくして送り出しています。(圧送といいます)
[SFA社ホームページ サニアクセス3 | 製品 SFA Japan 公式 (sfa-japan.jp)]
特徴としては、通常排水で必要な排水勾配を必要とせず、高い位置まで、細い管(直径約30mm程度VP20 or Vp25)の管で十分圧送ができます。
本来の用途として多く使われているのが、地下にトイレを増設する際に配水管に接続する際に、高く上げる必要があります。
サニアクセス3でしたら最大5mまで排水を圧送することができるという驚異の能力をもっております。
ですのでサラオでも排水タンクを後ろに置いたり、横に置いたりというレイアウトが比較的自由にできております。
また既存の下水や、浄化槽に接続する事もこの圧送ポンプを用いると容易にできます。
SFA社では配管の施工を推奨しておりますが、弊社は仮設トイレという需要ですので、簡易的にホースで接続しております。
しかしホースの中で詰まることはほとんど実例がありませんのでご安心ください(凍結の場合は詰まることがあります)
また弊社工場でも5~6基ほど従業員用で使用しておりますが現在まで6年くらいになりますが、異物(ライターやマスクなど)を流さない限りは不具合を起こすことはほとんどありません。
このSFA社さんでは、トイレだけでなく、浴室や、キッチン、ショーケース等の排水にも適したモデルもあります。
使いたいところに清潔な水洗トイレが置けるというのはとても魅力だと思います。
また引き続きサラオの仕組みについて紹介していきたいと思います。
次回は脱臭汚水タンクについてご説明をしようと思いますので、よろしくお願いします。
https://sfa-japan.jp/products/sani-access3/